☆甘えん坊な彼氏☆~夢璃は俺の~
――夢璃――

弁当も食べ終わって教室に戻っていた。

「夢璃ー、ばいばい!」

「バイバーイっ♪」

そう言って私は手を振った。


戒斗がどこかに行ってしまって、
3人で教室に戻った。


教室に一歩踏み入れて、私は立ち止まった。

「………えっ!?」

驚いて声をあげた。


「何っ!?」
「どうしたっ!?」

すぐ、遥香と智希が言う。

私はもう一回
廊下に出てクラスを確かめる。


「……私のクラス、だよね。」

私は言った。

…でも。
もう一回教室に入ってみる。


「やっぱり、ないっ!ないよっ!!」

私は叫んだ。

「だから、何がっ!?」

遥香と智希がまた聞く。


そして、

「「………え。」」

2人とも教室を見て気がついたらしい。




「何で、夢璃の机がないのですか…?」

私が言った。

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