☆甘えん坊な彼氏☆~夢璃は俺の~

私は声がした方を見た。

「夢璃、おいでっ♪」

「愁君ー!」

私は、愁君に抱きついた。


「可愛い!」

愁君が言った。

「好きー。」

「知ってるっ!」

愁君が笑って言う。


………あ。

ちょっと、待って、下さい…。

私は、すぐに愁君から離れた。


「何!?」

愁君が驚く。

私は恐る恐る3人の方を見た。


「「………。」」

3人とも黙ったまま、私と愁君を見ている。

「夢璃?」

愁君が言う。


「愁君…、助けてっ!」

私はそう言って、愁君の後ろに隠れた。


「そうっ!
夢璃、俺の彼女になったんですよっ!」

愁君が満面の笑みで言う。


「うっ…、うん。」

私は言った。

怖くて3人の顔が見れません…。

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