☆甘えん坊な彼氏☆~夢璃は俺の~
――愁二――

「ねぇ、夢璃!帰って来てから遊ぼっ!」

俺が言った。

部活サボって、夢璃と帰れてウキウキな俺。

「うんっ!久しぶりに遊ぶっ♪」


やっぱ、夢璃は可愛いっ!


――――――

只今、俺の家。
適当に喋ってくつろいでる。

夢璃と遊べばなんでも楽しいんだけどっ!


「…はぁ。」

さっきからため息つきすぎじゃないっ!?

「どうかした?」

俺は言った。

いや、さっきから聞いてるんだけどね。


「ん~。」

そう言って、黙って首を振る。

「夢璃?」

夢璃が黙って首を振る。

「言ってくれなきゃ分かんないしっ!」

何!?
そんな俺に言えない隠し事があるわけ?

< 51 / 247 >

この作品をシェア

pagetop