☆甘えん坊な彼氏☆~夢璃は俺の~
「夢璃が来るのに、
面倒とか言わないでよ。」
俺は言った。
「じゃぁ、愁二が飯作る?」
「無理っ♪」
俺は即答した。
料理とか全く無理ですから。
「兄ちゃんか祐璃にでも頼めばー。
俺は、夢璃と遊ぶ。」
「へっ…、変な事ばっかりしないで下さいねっ!」
祐璃が言う。
何言ってるんだ、コイツは。
「はいはい。
夢璃が彼女とかほんとっ…!」
………あ。
「「はっ…!?」」
みんなが言った。
つい、口がすべった。
そんな時、
「…愁君、遅いー!」
そう言って夢璃が来た。
「…なに…、この空気?」
夢璃が言う。
「えとっ…。」
俺が苦笑いで困っていた。
「夢璃、愁二と付き合ってるわけ?」
お母さんが言った。
「うんっ。」
夢璃が頷いた。