☆甘えん坊な彼氏☆~夢璃は俺の~
不安
夢璃の教室に向かった俺。
「夢璃先輩ー!」
と言って、教室を見渡す。
いないんですけど。
「何でいないわけ。」
俺は言った。
「あっ!!愁二君だっ♪」
そう言って、近づいてくる女が1人。
コイツだ。
最近、うざったい奴。
やけに愁二君、愁二君言ってくる。
「何?」
「誰探してるのー?」
そいつが言う。
塚、コイツの名前は何?
「夢璃先輩に決まってるでしょ。」
とりあえず、俺は答えた。
「ふーん。愁二君って、福島さん大好きだよね!」
そいつが言う。
「付き合ってんだから、当たり前。
大好きだったら、悪いわけ?」
俺は冷たく言った。
「まぁまぁ。」
弘史が言う。
「悪いに決まってるじゃん。
私、愁二君好きだし。
私以外にも、愁二君好きな人
たくさんいるんだからっ。」