オットセイ
本当に、どうしたんだろ...?


素直に蘭の言葉を待っていると、蘭が決意したようにこう言った。


「...あたし、愛美に嫌われてるかもしれない」


目の前が、真っ暗になった。


意味が分からなかった。
頭の理解が追いつかない。


「なに...言ってんの...?そんなわけ...」
「ホントだよ!これ、見て」


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