オットセイ
愛美がこのスレッドを見つけるのも時間の問題だろう。


きっと愛美は、不特定多数の人達が自分の悪口を書いていると錯覚するだろう。


最初は嫌だった嫌がらせも、


続けていると楽しくなってきてしまって、ストレスもなくなっていた。


「...バカ愛美。」


家で20個目の愛美のスレを立てながら、あたしはそう呟いた。


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