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蓮も、由梨の変化を見て本当に驚いていた。


「ビックリした。女同士の友情って案外強いんだな」


なんて、妙な部分に感心していたのだ。


あたしは由梨の友人である事が誇らしかった。


こんな素敵な友達がいる事を、いろんな人たちに自慢したい気持ちだった。


だけど、そんな毎日は長く続く事はなかった。


それは、蓮と２人で中庭でお弁当を食べている時だった。


あたしのスマホにメールが届いたのだ。


あたしは蓮と話をしながらスマホを確認する。


そして、動きを止めた。


今まで蓮としていた会話の内容が一瞬にして頭の中から消えてしまう。


「里佳、どうした？」


蓮にそう聞かれて、ハッと我に返って蓮を見た。
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