イジメ.COM
昼の2時過ぎだ。


「朱音は今どこにいるの?」


『今、家にいる』


「それじゃちょっと出られる? 仁が何をしているのか、あたしも気になるし」


『いいよ』


こうして、あたしと朱音は約束を交わし、電話を切ったのだった。
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