淋しさ、飴ひとつぶん
飴は
私の口の中で踊りながら

少しずつ
小さくなっていく

すると、先程まで
忘れていた淋しさが

膨らんで
大きくなっていく

ああ、飴消えちゃう

そして、とうとう
私の大好きな飴は
消えてしまう

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