淋しさ、飴ひとつぶん
それは、さっきまで
私が食べてた可愛い飴

私は不意に顔をあげる

そして私はまた

あっ!

と声を出す



目の前には淋しさを
募らせる張本人

あの人が笑顔で
立っていた

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