運命の人
「悠斗。大丈夫?
七海のせいでこんな事になっちゃってゴメンね」



悠斗の顔を覗き込んで言う。



「あぁ、大丈夫だよ!!
それに七海のせいじゃないから。
俺が七海を助けたいと思って自分でやったことだから気にすんな」




「けど…
大事なサッカーの試合出れないじゃん」



七海の目には徐徐に涙がたまり始めた。



「七海なぁ、泣くなよ
サッカーの試合よりも七海の方が大事なんだよ」



悠斗の言葉に心臓が早くなる。



七海も言わなくちゃ。



七海の気持ちを
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