運命の人
ピーンポーン



「はーい」



そういって階段を駆け下りた。



「よっ!!」



ドアを開けると大和が片手を挙げてニカッと歯を見せて立っていた。



「ココじゃなんだから公園にでも行かない?」



「わかった」



そういって公園に向かった。



けどずっと沈黙…



七海は少し下を見ながら歩いていた。



大和の顔を直接見るとまた胸がドキドキと動き出してしまう。



そしたらせっかくの七海の決意が簡単に壊れてしまう



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