運命の人
「あのさ、七海が一途な人間に見える?
あんたなんか遊びに決まってるじゃん。
あ・そ・び!!
七海の本命は悠斗なんだからね!!
この前その悠斗に告られたし、それで七海は悠斗1人にしようって決めたの
だからバイバイ」



ふぅ。



言い終わった。



コレで大和は七海の事を嫌いになってくれるよね



七海と別れてくれるよね



「あっそ。
お前の意見は分かった。
お前が本当にそう思ってるなら別れよ!!
ただ、俺にはお前が本当にそう思ってるように思えない。
その裏に何かあるように思える。
俺はこれから先もずっと七海の事が好きだと思う。
だからその何かが解決したらいつでも俺のところに戻ってきてくれよ!!
俺はいつでもお前の事を待ってるから」



そういって大和は公園を後にした。
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