運命の人

「ねぇ、記者さんの所に行かなくてもいいの？」



七海が聞くと翔は



「あー。俺と大和は大丈夫!!
午前中に取材とかほとんど終わらせたし」



翔がピースをしながら子供みたいな笑顔でいった。



「という事で、ひなた!!
あっち行こ!記者さんに俺の彼女だって自慢するんだから」



「はいはーい」



それを待ってましたかって言うぐらい目を輝かせてひなたは翔と一緒にどこかに行ってしまった。



ひなたがいつも以上に気合が入ってる理由の１つってコレかも…



「颯太くーん。大地くーん。取材お願いしまーす」



「まってましたぁぁ」「・・・」



颯太と大地はそう言って
（大地は何も言ってないけど）
どこかに行ってしまった。