運命の人
「最後まで聞いてくれてありがとうございました。
これで七海に送るDestiny特別ライブを終わります」



そう大和が言うとステージの照明が消えて幕が下りた



それと入れ替わりのように全体の照明がついた。



「七海」



向かいの席に座っている大和が優しそうに笑ってくれている。



「大和。ありがとう。
この歌最高だったよ」



「ありがとな
それとお前に話したい事があるんだ」



「ん?何!?」



七海がそういうと又全体の照明が消えて七海達が座っている席の上だけの照明がついた。



綺麗な星空と夜景の中



1つだけついている照明の下で



目の前には大好きな大和が居る。



とってもいい歌を七海あてに作ってくれて



これ以上な幸せは無いと思っていた。



けどこの思いはまちがいだったんだ


< 218 / 229 >

この作品をシェア

pagetop