運命の人
もしかして今日のあの時に買っておいてくれたとか!!



けどそんな仕草は1つも無かったし名前を彫ってもらうと最低でも1日は待たなくちゃいけない



っていう事は



「大和。もしかしてこの指輪、今日七海がこの指輪見る前から買っておいてくれたの?」



「おう。俺も自分の分持ってるけどいいよな」



そういって大和は手を見せた。



その手には確かに七海のと色違いのコバルトブルーの石が真ん中についてある



「いいに決まってるじゃん。
なんか今日は大和にプレゼント貰いっぱなしだよ…
七海。何も用意してない」



どうしよう・・・



気の利かない女とか思われたかも



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