運命の人
その時急に手が離された。



そりゃそうだよね、変にかんちがいされたらイヤだもんね



たったそれだけ…



たったそれだけなのに心が痛んだ



「んじゃ観覧車には俺とひなたで乗るから、七海と翔でのってね!!
じゃそーゆうことで、俺らは一足先に行ってきまーす」



元気よく翔がそういって先に観覧車の中に乗り込んだ。



「七海!?何ボーっとしてるんだ?乗るぞ」



「ゴメン。なんか考え事してて」



「まぁとりあえず中に入ろうぜ」



「うん」



そういって観覧車の中に乗り込んだ。
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