Sweet Love
「やっとアイス食べれる。早く、中入ろう」
あたし達は、そのまま『あいすくりーむ』の店内へ入って行った。
「いらっしゃいませ~」
店内はクーラーがよく効いている。涼しく感じて快適だった。
まず目に飛び込んできたのは、結構な長さのある長方形のアイスクリームショーケースだった。
あたしは、ショーケースのガラスを覗き込む。ざっと見る限り、そこには色々なアイスのフレーバがあった。
種類が豊富にありすぎてなかなか決められない。あたしは少し悩んでから、無難にバニラにしようと決めた。
「バニラをひとつ下さい」
「はい、バニラですね。カップとコーン、どちらかお選び下さい」
「…コーンで」
あたしに続いて、麗美達も注文し始めた。
食べるスペースが店内の横にあったので、あたし達はそのまま四人掛けのテーブルに向かう。
あたしの向かい側には麗美が座り、その隣はもちろん萩原。あたしの隣には牧原が座った。
あたし達は、そのままアイスを食べ始めた。
――このアイス、なかなか美味しいじゃん…。
濃厚なバニラの味が口いっぱいに広がる。よく見るとバニラビーンズ入りだ。
「…美味しい」
「でしょ? わたし、最近知ったんだよ。ここすっごく美味しいねって萩原くんと初めてここに食べに来たときに話してたの」
麗美は、顔が照れつつも笑顔だ。…羨ましい。
「…そうなんだ。なんか、涼しくなってきて元気出てきたかも」
「俺も」
隣の牧原を見ると、既にカップの中のアイスは無くなっていた。
あたし達は、そのまま『あいすくりーむ』の店内へ入って行った。
「いらっしゃいませ~」
店内はクーラーがよく効いている。涼しく感じて快適だった。
まず目に飛び込んできたのは、結構な長さのある長方形のアイスクリームショーケースだった。
あたしは、ショーケースのガラスを覗き込む。ざっと見る限り、そこには色々なアイスのフレーバがあった。
種類が豊富にありすぎてなかなか決められない。あたしは少し悩んでから、無難にバニラにしようと決めた。
「バニラをひとつ下さい」
「はい、バニラですね。カップとコーン、どちらかお選び下さい」
「…コーンで」
あたしに続いて、麗美達も注文し始めた。
食べるスペースが店内の横にあったので、あたし達はそのまま四人掛けのテーブルに向かう。
あたしの向かい側には麗美が座り、その隣はもちろん萩原。あたしの隣には牧原が座った。
あたし達は、そのままアイスを食べ始めた。
――このアイス、なかなか美味しいじゃん…。
濃厚なバニラの味が口いっぱいに広がる。よく見るとバニラビーンズ入りだ。
「…美味しい」
「でしょ? わたし、最近知ったんだよ。ここすっごく美味しいねって萩原くんと初めてここに食べに来たときに話してたの」
麗美は、顔が照れつつも笑顔だ。…羨ましい。
「…そうなんだ。なんか、涼しくなってきて元気出てきたかも」
「俺も」
隣の牧原を見ると、既にカップの中のアイスは無くなっていた。