世界が黄金に輝くとき
「かのーん!おっはよー!!」


元気よく近づいてきた女の子は、私の親友の咲本美紀。



ピンクブラウンの肩につかないくらいのふんわりとしたボブヘアー。
すっと切れ長の目に細い手足。
かなり美人な女の子だ。


「おはよう美姫。」


「あ、花音も今日から冬服だ!お揃い!」
と私に抱き着きながらほほ笑んだ。


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