最低男子




考えても仕方ない。

そう思ってたけど…考えざるおえなかった。






家に帰り、この話をすると不機嫌になるし…

仕事の話をすると、怒るし…




唯一、陸と身体を重ねてる時だけが幸せな時間だった。






最近、会話はほとんどない。

しかも、陸は指輪を外したままテーブルの上に置きっぱなし。




プロポーズをされて、

浮かれていたのは私だけかもしれない。






そんな事から、喧嘩がどんどん増えていく日々が続いた。

シェアハウスにいた頃の陸に戻ってしまったようだった。









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