最低男子






『もう1回』




陸の部屋の椅子に勝手に座って、書く準備。




ペンも勝手に…

取ったけど、意外にも怒られなかった。






「これは店長に聞かないとわからない」

『はい』

「これは店の番号」

『これでいい?』

「うん」







一緒に紙を見ながら、答えてくれた陸。





さっきの顔とは別人で、

とても優しくて逆に怖かったくらいだった。





何か企んでるのかな。




『ありがとう』






< 46 / 370 >

この作品をシェア

pagetop