最低男子







こういう関係を陸は求めていたのかな。




わからない。

そう思えば思うほど、わからなかった。







『誰か見られたらどうすんの。』

「少しは黙る事も覚えろ」

『だって…』




と、

声を発した瞬間…私の手を無理矢理引いて、陸の部屋に連れ込まれた。








もう覚悟は決まっている。





< 66 / 370 >

この作品をシェア

pagetop