最低男子




本気で迷っていた中、帰ってきた陸。






「ただいま」


帰ってきた陸は真っ先に私のところへ来て優しくキスをしてくれた。





誰もいなかったから大胆なキスだった。

誰かに見られていたら死んでる。






それよりもこんなに優しい陸は初めての事で、



『え?大丈夫?』

って、思ってしまったのは内緒。







『おかえり』

「一緒に寝よう」




と、言われながら手を引かれ、陸の部屋のベッドに横になると…即寝。




相当疲れてたみたい。

私は抵抗もせず、大人しく横にいた。







何かあったのかな。







< 99 / 370 >

この作品をシェア

pagetop