浅葱の贖罪
今、逢いにゆく②
……
ツーンと、漢方薬の独特な匂いがした。
瞼が重かった。だが、勇さんに逢いたいと願った私の心は柔では、なかった。
瞼をあげた。
急に目の中に光が差込み眩しかった。再び、瞼を閉じようとした。
当たり前だが、わたしは一瞬見えた、この場所がどこだか理解することが、出来なかった。
ツーンと、漢方薬の独特な匂いがした。
瞼が重かった。だが、勇さんに逢いたいと願った私の心は柔では、なかった。
瞼をあげた。
急に目の中に光が差込み眩しかった。再び、瞼を閉じようとした。
当たり前だが、わたしは一瞬見えた、この場所がどこだか理解することが、出来なかった。