浅葱の贖罪
また、私は、実の姉達から嫌がらせを受けていました。
物を隠されることや、私の持ち物に落書きをされることは、日常茶飯事でした。

私は持ち物に落書きされたのが原因で、寺子屋や、藩校のように、学びを受ける場でも、嫌がらせをされました。
私を庇ってくれる人は誰もいませんでした。

そんな、私の趣味は、読書をすることでした。
私はある本に出逢い、
″幸せになりたい″
と願ってしまったのです。

そして、気が付くと、私はあの神社にいました。
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