浅葱の贖罪
困っている葉月も愛らしくて、私は少し妬いてしまう。

「あぁ?てめぇ生娘か?その反応は?」

葉月は、たちまち赤くなって言った。

「う、うるさいなぁ。お、男は生娘の方が好きでしょ?」

うむ。確かに葉月が生娘と知り、安心した。

「その様子じゃぁ接吻もしたことねぇか?」

歳と葉月の言い合いが加熱してきた。
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