浅葱の贖罪
「は、はい。ただ今お持ち致します。」

葉月は足早に立ち去った。

「山崎くん、葉月は何故医術の言葉が理解できたのだろうか。」

私が右腕の痛みを我慢して、

山崎の顔を見上げて尋ねた。









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