せんせいのお婿さん!
自分がなんらかの病気にかかっていることは知っていた。
そして、この病院にいる時間、病気のなまえを誰も教えてくれないことから
小さいぼくにもその病気が大変な病気だということが分かっていた。
でも、分からなかった。
ずっとここにいなきゃいけない理由が。
ここにいることで、本当にぼくの病気がなおるのか。
でも、もうそんなことはどうでも良いんだ。
だって、先生がいる。
なんたって、僕は今日先生とちゅーする約束をしたんだ。
だから、苦くてまずいお薬も、ちゃんと飲む。