異世界で怪盗っすか?!
「コトって・・もしかして―――」
始末屋は小さな声で言った。
いきなり何やっ
うちに何か付いとるんか??
会ったことは・・絶対ないしなぁ
「連れて行ってやろう。ただし、弟子ではない。それだけは心得ておけ。」
始末屋はいきなりそう言う
えっ?
いきなり??
なんで心変わりしたんやっ!!
嬉しいけど、
嬉しいけど・・・
なんか気になるやんかっ!!!!
そんなことを思う琴をよそに、
始末屋は、プレアさんを連れて歩いていってしまった。
何事もなかったように丁寧な言葉づかいでプレアさんと話しながら・・
琴は、モヤモヤしっぱなしだったが、
そのままその場にいるわけにも行かず、
始末屋の後ろについていった。