異世界で怪盗っすか?!
うちは、風をつかって走った(正確には飛んだ)
そんで、なんとか目的の場所から少し離れたマンホールに着く
ここから入り込むらしい・・
耳から聞こえるコワルの声で、そのことが分かる
にしてもマンホールって・・・
いかにも見つかりそうなベタな小説にようありそうやん
ホンマに最低限のことしかやらんねんな
よう考えたら、うちが落ちたんもマンホールやけど・・
うちってマンホールと不思議な縁でもあるんか??
別にマンホールと縁なんかなくってもエエのに・・
「突撃したらどうするか分かってるだろうな」
また、コワルがグチグチと言ってくる
いちいちうるさい奴め
ホンマ、こんな時しか話されへんとかどんだけ悲しい奴やねん!
てことは、あえて言わへんけど
「分かってるわ!――――