虹の翼
ゆっくり意識が回復してきた。
(何だかさっぱり分からないな。あれは夢だったのだろうか?)
そんなことを考えていたがここは教会の所有する神都の大聖堂だと言うことを思い出した。
祈りの型からゆっくりと体を起こしてたちあがると、
「では__
そんな言葉から武器召喚の儀が始まった。
《武器召喚__6歳になった子ども達に教会がその名の通り武器を召喚するもの__ただ、召喚されるのが一級品なだけ聖剣や魔剣、等と言ったものが全てだ。》
常に代わり続ける淡い7色の光が現れて手を伸ばす様に促されて俺は左手をその光に伸ばした。何か懐かしい物を掴んだ気がすると光が眩しすぎて目を閉じてしまう程の光残して俺は何も装身具を付けて居なかった腕にシンプルだが飽きの来ないブレスレットに満足すると腕を戻してから
指導役の司教に礼をしてから退出すると両親が待つ部屋に向かうと部屋の扉の所に二人の兵士(まぁ、近衛と宮廷魔術師一人ずつ)がいて扉の前に立った俺に臣下が皇族にする礼をすると俺も返礼をすると
「皇帝、ならびに皇妃殿下第一皇子がお見栄になられました」宮廷魔術師の人が言うと中から入って来るように言われ中に入った。