【続】清華魔法学園〜未来選択編〜










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「この不法侵入!!出ていけ!!変態!!」








どのくらい寝ていたのだろう。




私が意識を取り戻すきっかけとなったのはこのお兄ちゃんの怒りの一言だった。







何?






状況が理解できないので、とりあえずゆっくりと目を開ける。







と、そこに広がっていたのは……








「えぇー。そんなこと言わないでよ?義兄さん」






「俺はテメェに〝義兄さん〟なんて言われる筋合いはねぇ!!!!!」







楽しそうに笑う悠とそんな悠に怒り狂うお兄ちゃんの姿だった。





ついでに言うと2人の会話を興味なさそうに聞いている怜桜もいる。








「ちょっと、病人の部屋で何して……」






「さっ、紗久ぅぅぅぅぅ!!!」







呆れながら体を起こすと私のセリフを遮るようにお兄ちゃんが私の名を呼び私の側に駆け寄る。








「大丈夫かぁ!!?俺がいない間にこの不法侵入変態2人に何もされてないか!!?」






「いや、寝てたからわかんないし……」






「な、何っ!!?貴様ら!!寝ている紗久に何をしたぁぁぁぁぁ!!!?」



















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