あんたの代わりは、いないから。



「でも、今日はいっか!
じゃあ茉梨乃ちゃん、
成田くんのことお願いできる?」



「はい、お任せありです」



そう言ってあたしは、
イスに座っている彼を見た。



すると、初めて目が合うあたしたち。



「………あ。
推定身長、179センチの男の子」



…見覚えのある彼に
あたしは思わず呟いた。



「…え?」



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