君がいなくなって
夜は久々に3人で食事をした。

前に一緒に食べたのは卒業式前日だったし。

話題はそーちゃんと私が上手くいっているかどうか。

二人はかなり心配していたみたいだけど、そーちゃんは私を大切にしてくれる。

祥太郎くんがそーちゃんのいない時に来てくれて色々手伝ってくれると言うと安心していた。



「真由、実は報告しないといけない事があって…」

パパが急に改まって姿勢を正した。

私も手を止めてパパを見る。



「落ち着いて、聞いてくれ」
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