日常茶飯事な出来事
はぁ〜。
何組やろ…


「───ぎ、…なぎ…凪ぃ〜」
「へ?な…何!?」

気が付くと、凪の目の前に、菜緒チャンが。

「あぁ〜。やっと返事してくれたぁ…。」

安心したって顔で机に頭をうずめる、菜緒チャン。

「あ、凪、メロンパンが…。」
「あぁ〜!!」

菜緒チャンに言われて、メロンパンを見ると、凪の手の中で潰れてる。

「最悪や〜。」

凪が、ショックを受けてるトキに、結羽が怖い顔しながら、教室に入ってくる。


「結羽〜?なんかあった?」

菜緒チャンっ!?
こんな、機嫌悪いトキに話しかけたら、アカンって!!

菜緒チャンの声を聞いて、結羽は、凪逹の方に来た。


近くまで来たら、顔が元の結羽になった。

「菜緒チャン〜。聞いてよ!!」
「どうしたん?」
「さっきカラ、虫があたしの周りに〜;」


む…虫かいっ!!

でも、女の子やなって思う。


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