日常茶飯事な出来事
「あ…あの、ちょっといぃですか?…」

小さい声がした。

「イエス?」
「英語かよっ!!」

うちの代わりに結羽が返事した。
何故か英語で。






意味わからんっちゅーねん。


と、まぁ振り返ったうち。
そこには、奴がいた…。

「自己紹介してない思て。僕は、渉。赤本渉。よろしく♪」
「はぁ…。」

うちがそう言うと、隣で結羽が、

「『はぁ…。』って、素っ気なっ!!」

と呟いてたカラ、

「あの、例の子。」

と耳打ちした。

「あぁ〜!この子が例の熱烈な……もがっ!!」

何喋りだすかわからんわ。
「何すんねんっ!!」
「ゴメン、友だちが待ってるんで。」

結羽をムシって難なくかわす。


「無視すなや!!」


後ろでなんかゆぅてるケド、まぁえぇか。


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