罪な男


先輩から正門で待ってると連絡があり。

そこに向かう途中 大輔に会った。


手にはカメラを持っている。


「もしかして掲示用の写真1人でやってんの?

嘘だって言ってたじゃん。」


「うわ!見つかったか。はは。
カッコ悪!今終わったとこ。

それより仲直りしたのかよ。」



本当に大輔と友達で良かった。

不器用だけど こんなにいい友人を持ったのは初めてだ。


付き合ってた期間も無駄じゃなかったとは思うけど 大輔とは友人がベストな関係なんだと思う。



「お陰様で。というか、手伝おっか?」


「いや、いいって。

丁度終わったところだし。

仲直りしたってことは 先輩の家。
今から行くんだろ?

早く行けよ!」


「本当ありがと。

今度高い奴おごらして!」


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