君から最後の恋文 〜love-letter~
手紙なんて、はじめて書いたかもな。
書いたはいいけど、どういって渡そ……
俺は部屋の窓からぼんやりと光る月を眺めて
それから恋文の顔を思い浮かべる。
恋文…どういう顔すっかな。
嬉しそうに、笑うかな。
それとも、嬉しすぎて泣く?
引いたりしねぇよな……
なんか、俺…変だ。
恋文の事になるとダメだなぁ。
そんなことを考えながら目を閉じる。
早く、朝になれ。
恋文に会いたいから………