君から最後の恋文 〜love-letter~


人気のない路地裏に連れ込んで


たくさんのキスを落とす。


「…んんっ」



ボロボロ涙を零しながら必死にキスに応えてくれる恋文を、壊したくなった。


「恋文……」




「櫻ちゃんっ…す、き」

キスを合間に『好き』を繰り返す恋文。




『俺も、大好きだ』

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