ナ~スなカノジョ☆彡
「お~ッ、久しぶり。オレも行っ
 てイイか? 腹減ってるからメ
 シ食うだけだから。」


そう佳史が言うと、哲真も追って

言った。


「イイよなぁ~!?」


見た目ちょっとコワそうな二人の

言葉に、ヤツは「ウン、イイヨ。

」と答えるしか許されない空気を

感じていたに違いない。

実際コンパへ行っても二人は女の

子に目もくれず、メニューを見て

は好きなものを頼んで食べている

だけだった。哲真はアレルギーが

あるのでアルコールは一切取らず

、佳史は酒好きだが今は地元から

クルマで1時間離れたところに住

んでおり、帰りの運転があるため

やはりアルコールを口にしなかっ

た。揃ってウーロン茶をズルズル

とすすりながら、二人でくだらな

い話をして楽しそうにしている。

そんな自分勝手な二人を麻奈は気

に入ったのだと、後から聞かされ

た。

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