ナ~スなカノジョ☆彡
バイクの話をしていると時間が経

つのを忘れる二人にとって、麻奈

の家までの10分はあっという間

に過ぎてしまう。哲真のクルマの

音を聞きつけて、オシャレをした

麻奈が家から出てきた。


「ケ~シさまぁ~♪」

「よぉ~! マナちゃん♪」


佳史は麻奈の頭をナデナデしなが

ら、ニコニコ顔で言った。そして

その5分後、いつもの居酒屋でい

つもの三人の宴が始まった。


そんな週末が変わってしまう出来

事があったのは、9月末の晴れた

日曜日の午後だった。

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