まいにち、しののめ。2
3日・ヘイ!ヘイ!事件だッ!
◇ しののめ新報 ◇
平成29年(2017年)6月3日(土曜日)
【号外!】〜『ジウさんぽ』まさかの始動!?〜
・叶ジウ「お姉さまには逆らえません」
・叶東雲「さすがわたくしのジウさんですわ」
人気小説サイト“ベリーズカフェ”で独特の存在感を放つ実力派作家・叶ジウ(仮)が新たな作品を発表した事が3日、分かった。タイトルは『ジウさんぽ』。=散歩、とも取れる題名だが、ただの散策日記ではないようだ。叶ジウと言えば、同じく“ベリーズカフェ”で活動する姉の叶東雲(仮)が、今月1日から『まいにち、しののめ。2』の連載を開始したばかり。二つの作品に関連はあるのか。姉妹に何があったのか。国内某ビューティサロンから出てきた二人を本紙記者が直撃。独占スクープに成功した。
叶ジウ「ほんの、言葉の綾だったんです…」
叶東雲「一人で始めるなんて!と、おっしゃるものだから」
事の発端はどうやら『まいにち、しののめ。2』の感想ノートらしい。調べてみると、確かにジウの感想としてこう書き込まれていた。
「なんだよなんだよ、一人で楽しいこと始めやがってこの野郎、楽しいじゃないか。」(原文ママ)
口調がやや乱れている様子だが、これについては。
叶ジウ「あの時はどうかしていたのです…」
叶東雲「口調が乱れるくらい興奮していらっしゃったから、だったらジウさんも日記をやればよろしいのよ。と、申し上げたのですわ。」
事もなげに東雲は言う。
よろしいのよ、と簡単に言うが毎日何かを書くというのはなかなか骨の折れる作業である(小生も記者ゆえ)。身から出た錆とはいえ、妹にも強いるとはこれ如何に。
しかし姉からの無茶振りは慣れたものらしく、ジウは早くも前向きだ。
叶ジウ「波乗りジョニーよろしく!俺も波に乗るぜ!俺の歌を聴けぇ!」
最早ヤケクソとも言える勢いだが、そこは流石人気作家・叶ジウ。ロケットスタートでグイグイ読者を惹きつけて離さない。早くも続きが読みたくて堪らない読者が続出している。
叶ジウ・叶東雲。二人の姉妹が6月のベリーズカフェをファビュラスに彩ってくれそうだ。
「「でも乳はない!」」
そう言って、二人は仲良く去って行った。
平成29年(2017年)6月3日(土曜日)
【号外!】〜『ジウさんぽ』まさかの始動!?〜
・叶ジウ「お姉さまには逆らえません」
・叶東雲「さすがわたくしのジウさんですわ」
人気小説サイト“ベリーズカフェ”で独特の存在感を放つ実力派作家・叶ジウ(仮)が新たな作品を発表した事が3日、分かった。タイトルは『ジウさんぽ』。=散歩、とも取れる題名だが、ただの散策日記ではないようだ。叶ジウと言えば、同じく“ベリーズカフェ”で活動する姉の叶東雲(仮)が、今月1日から『まいにち、しののめ。2』の連載を開始したばかり。二つの作品に関連はあるのか。姉妹に何があったのか。国内某ビューティサロンから出てきた二人を本紙記者が直撃。独占スクープに成功した。
叶ジウ「ほんの、言葉の綾だったんです…」
叶東雲「一人で始めるなんて!と、おっしゃるものだから」
事の発端はどうやら『まいにち、しののめ。2』の感想ノートらしい。調べてみると、確かにジウの感想としてこう書き込まれていた。
「なんだよなんだよ、一人で楽しいこと始めやがってこの野郎、楽しいじゃないか。」(原文ママ)
口調がやや乱れている様子だが、これについては。
叶ジウ「あの時はどうかしていたのです…」
叶東雲「口調が乱れるくらい興奮していらっしゃったから、だったらジウさんも日記をやればよろしいのよ。と、申し上げたのですわ。」
事もなげに東雲は言う。
よろしいのよ、と簡単に言うが毎日何かを書くというのはなかなか骨の折れる作業である(小生も記者ゆえ)。身から出た錆とはいえ、妹にも強いるとはこれ如何に。
しかし姉からの無茶振りは慣れたものらしく、ジウは早くも前向きだ。
叶ジウ「波乗りジョニーよろしく!俺も波に乗るぜ!俺の歌を聴けぇ!」
最早ヤケクソとも言える勢いだが、そこは流石人気作家・叶ジウ。ロケットスタートでグイグイ読者を惹きつけて離さない。早くも続きが読みたくて堪らない読者が続出している。
叶ジウ・叶東雲。二人の姉妹が6月のベリーズカフェをファビュラスに彩ってくれそうだ。
「「でも乳はない!」」
そう言って、二人は仲良く去って行った。