あと一秒君の隣にいれたら
その手紙は、ピンクの桜色の封筒で宛先は、書いていなかった。
手紙を開いてみると
ー登下校にいつも通っていた青山通りの右から三本目の桜の木の下に 来てくださいー
と書かれてあった。
「なんだこれ」
心当たりは、まったくなかった。
「誰からだよって宛先書いてねーじゃん」
コンコン
ドアのノックが聞こえ母さんが入ってきた。
「日向、小夜ちゃんが亡くなって、悲しいのはわかるけど2週間も家に引きこもってても意味ないでしょ。もう小夜ちゃんはいないんだから次に進まないと。」
「うるせ―な。勝手に入ってくるなよ」
「でも、2週間も部屋から出ずに、ろくにご飯もた出ないでいたら、心配にもなるでしょ」
「悪かったな」
「そんなことしても小夜ちゃん悲しむだけじゃないかな」
「そんなこと、俺だってわかってるよ。言われなくたって...。外に出たくても、でれねーんだよ。あいつのこといつも考えちまう」
「日向...。そういえば、その手紙に何が書いてあったの?」
「そんなこと母さんに関係ないだろ」
「いいじゃない。教えてくれたって」
「ただのイタズラだよ。青山通りの右から三本目の桜の木の下に来いって...」
「行ってみたら。何か分かるかもしれないよ。そうだ、スーパーで牛乳買ってきてくれない?」
「そんなの自分で行けよ」
「母さん、今からお隣の後藤さんに回覧板届けなきゃいけないから。さぁ、行った行った」
「はぁ?ちょっとまっ」
手紙を開いてみると
ー登下校にいつも通っていた青山通りの右から三本目の桜の木の下に 来てくださいー
と書かれてあった。
「なんだこれ」
心当たりは、まったくなかった。
「誰からだよって宛先書いてねーじゃん」
コンコン
ドアのノックが聞こえ母さんが入ってきた。
「日向、小夜ちゃんが亡くなって、悲しいのはわかるけど2週間も家に引きこもってても意味ないでしょ。もう小夜ちゃんはいないんだから次に進まないと。」
「うるせ―な。勝手に入ってくるなよ」
「でも、2週間も部屋から出ずに、ろくにご飯もた出ないでいたら、心配にもなるでしょ」
「悪かったな」
「そんなことしても小夜ちゃん悲しむだけじゃないかな」
「そんなこと、俺だってわかってるよ。言われなくたって...。外に出たくても、でれねーんだよ。あいつのこといつも考えちまう」
「日向...。そういえば、その手紙に何が書いてあったの?」
「そんなこと母さんに関係ないだろ」
「いいじゃない。教えてくれたって」
「ただのイタズラだよ。青山通りの右から三本目の桜の木の下に来いって...」
「行ってみたら。何か分かるかもしれないよ。そうだ、スーパーで牛乳買ってきてくれない?」
「そんなの自分で行けよ」
「母さん、今からお隣の後藤さんに回覧板届けなきゃいけないから。さぁ、行った行った」
「はぁ?ちょっとまっ」