【対談】桜雛×キャラ
桜雛vs若菜
今日のコンサートは、女声歌手中心のクリスマスソング。
中学生の頃は合唱やってたので、歌は大好きだ。
しかし、アホみたいに風邪こじらせて喉を2回程潰したことと、少々のダッシュで喘息の発作を起こすような弱い気管支を持つ今の私に歌い上げることは無理な話だが…。
大阪某市のコミュセンに向かい革張りのソファーに座って開場を待ってると、隣の会場で行われているイベントが視界に入った。
掲げられたタイトルを見て、こんなところでキャラに会うことも無いだろう…というのは間違ってたと思った。
「『桐生若菜・書道展』か…、出世したもんやな。」
ボソッと呟くと、入口付近に出てきて客にお辞儀する和装の若菜を見かけた。
若草色の訪問着が良く似合う、落ち着いた女性になっていた。
どうやら若菜に私が居ることを気付かれたようで、若菜は真っ直ぐこちらに向かってきた。
「桜雛さん、ご無沙汰しております。」
なんて言って、私に一礼する。
「おう、おひさ。」
若菜の和装にマッチする淑やかな雰囲気に対し、私はといえばロリヰタファッションに身を包んでいるのに口を開けば男前な言葉遣い…何とかする気、無いんか自分。
軽く挨拶済ませたのに、若菜は突っ立ったままだ。
あぁ、若菜はそういう子だったわ…ってのを思い出した。
「ココ座りぃ。」
私がソファーを軽くポンポンと叩いたところで
「失礼します。」
って、ようやく若菜がソファーに腰掛けた。
中学生の頃は合唱やってたので、歌は大好きだ。
しかし、アホみたいに風邪こじらせて喉を2回程潰したことと、少々のダッシュで喘息の発作を起こすような弱い気管支を持つ今の私に歌い上げることは無理な話だが…。
大阪某市のコミュセンに向かい革張りのソファーに座って開場を待ってると、隣の会場で行われているイベントが視界に入った。
掲げられたタイトルを見て、こんなところでキャラに会うことも無いだろう…というのは間違ってたと思った。
「『桐生若菜・書道展』か…、出世したもんやな。」
ボソッと呟くと、入口付近に出てきて客にお辞儀する和装の若菜を見かけた。
若草色の訪問着が良く似合う、落ち着いた女性になっていた。
どうやら若菜に私が居ることを気付かれたようで、若菜は真っ直ぐこちらに向かってきた。
「桜雛さん、ご無沙汰しております。」
なんて言って、私に一礼する。
「おう、おひさ。」
若菜の和装にマッチする淑やかな雰囲気に対し、私はといえばロリヰタファッションに身を包んでいるのに口を開けば男前な言葉遣い…何とかする気、無いんか自分。
軽く挨拶済ませたのに、若菜は突っ立ったままだ。
あぁ、若菜はそういう子だったわ…ってのを思い出した。
「ココ座りぃ。」
私がソファーを軽くポンポンと叩いたところで
「失礼します。」
って、ようやく若菜がソファーに腰掛けた。