テトラポットの上、ふたりぼっち。
「…なんやねん!巨人のくせに!!」
「あ?お前がちっさいんやろが」
「ちっさないわ、標準や標準!」
「ハイハイ、」
「絶対納得してへんやろ!」
「まあまあ、ももこ、朝からそんなことしてると疲れるよ?」
「やって、寧が!」
「俺がなんやねん」
「寧が、朝から巨人なのが悪いんや!」
「お、お前なぁ…」
「のうのう、何食べたらそんな巨人なるん?」
「人のことを巨人巨人て…」
「事実やろが」
「まぁ確かに芦沢は巨人だけど…」
「やろ?」