私の運命の人
光side


ふぅ、入学式終わったぁ〜

「光、帰ろうぜ
今日は一緒にご飯食べるってさ
俺ん家集合らしいぞ」

「帰ろ帰ろー!
え、ほんと?おっけー!
私お母さんからなんも言われてないんだけど」

「なんかどんまい」

お母さん!なんで言ってくれないのぉぉぉお!

ヒソヒソ

ん?なんか声が聞こえる

「誰あの子」
「幼なじみらしいよ」
「幼なじみだからってベタベタすんじゃねぇようざすぎるー」

あぁ、そのことね
めんどくさいなぁ
まぁムシムシ!!!

「ひかりー、同じクラスでよかったぁ」

「ほんとね!!むちゃくちゃ嬉しい!!」

そうそう、いくとも同じクラス!!
もうほんとに運がいい!!!
神様ありがとぉ!
だいすきぃ!!!!

だいすきって何回言ったのだろうか、、、

でも、幸せだもん!いいもん!


「おーい、光?」

ん?あ、そうだった
待たせてるんだ

「いく!じゃーね!また明日!!」

「うん!バイバーイ!!」

よし!
と心で準備して蓮のところへ向かった



___帰ってる途中


「なぁ」

「ん?なに?」

「俺一目惚れしたかも」


____?
いま、なんて、、、?

ひと、めぼ、れ、?
一目惚れ?

ズキンとした
何かが一瞬で壊れそうになった

「え、あ、そーなんだ」

動揺を隠すのに必死だった

「おぅ、なんか素っ気ないなぁー」

「そ、そんなことないよ?
気のせいだってー!」

といい私は背中を叩いた

「まぁがんばってね?」


あー、笑顔で言えたかな
ちゃんと言えたかな

その後は適当に過した気がする

ご飯もそれなりに食べたし


蓮が一目惚れ、か〜
その日はなかなか寝付けなかった


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