二人の歯車
「じゃあ私が呼んだら入ってください」

そう言って先生は中に入っていった。

「今日は転校生がいます。入ってください。」

そう言われたので、私は中に入っていった。

「月島結弦です。よろしくお願いします…」

「アイツさぁ〜地味過ぎね?」

「だよな?めっちゃ地味過ぎるんだけど笑」

「地味男が登場した!笑」

「場違いって分かんないのかな?笑」

「皆さん、静かにしてください。月島君の席はあそこです。」

「分かりました…」

私は周りの視線を感じながら、席についた。
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