君のひだり
と言うと、男の人は振り返って・・・・


「いえ、お店に来たんじゃないんです。・・・・・・・ただいま、詩織。」


「・・・・・・・・・・・・・・蒼瀬。」


私はその場で泣き崩れた。


すると頭を優しく撫でて、


「待たせてごめん。」


と、優しく微笑む。


「なんで・・・・・いつ帰ってきたの?」

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