君のひだり
食べてみると、チーズケーキは程よい硬さで甘過ぎず美味しい。
ロールケーキは生地がふわっとしていてフルーツが少し甘酸っぱい。
「どっちも美味しいよ!俺はチーズケーキが好きだから、こっちの方が好きだけど。」
そう言うと、歌奈はクスッと笑って、
「このチーズケーキはお姉ちゃんが生まれたてこの家に来た時お父さんが作ったものなんです。ロールケーキは私が来た時。」
「へー。やっぱり思い出が詰まってるんだな。」
「お姉ちゃんに聞いたんですか?」
「うん。一番最初に来た時ね。」
歌奈と話していると厨房の扉が開いた。
ロールケーキは生地がふわっとしていてフルーツが少し甘酸っぱい。
「どっちも美味しいよ!俺はチーズケーキが好きだから、こっちの方が好きだけど。」
そう言うと、歌奈はクスッと笑って、
「このチーズケーキはお姉ちゃんが生まれたてこの家に来た時お父さんが作ったものなんです。ロールケーキは私が来た時。」
「へー。やっぱり思い出が詰まってるんだな。」
「お姉ちゃんに聞いたんですか?」
「うん。一番最初に来た時ね。」
歌奈と話していると厨房の扉が開いた。